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Home 技術ドキュメント PHP基礎入門 SQL(MySQL)の基本 SQLとPHPの関係
SQL(MySQL)の基本 SQLとPHPの関係
作者: 代表取締役 高橋洋人   

SQLの基本 SQLとPHPの関係

PHPプログラミングでは、SQL(MySQL)とPHPは次のように連携します。

phpとmysqlの連携と関係図※Excel/AccessはMicrosoft社の登録商標です。

アプリケーションを開発する際、「この情報はとっておきたい」「別の情報と連携させて柔軟なシステムを開発したい」などの必要が出てきます。その際に、RDBMS。MySQLのようなデータベースを利用します。

PHPはクエリ(query:問い合わせ)をデータベースに投げかけ、データベースはその問い合わせ(クエリ)に応じて、要求されたデータを回答します。

次にデータベースの仕組みについて見ていきます。

データベース(RDBMS)のしくみ~MySQL

MySQLは次のような構造をとっています。

rdbms(MySQL)の仕組み。ユーザとデータベース。権限。

MySQL(RDBMS)は次の3つの基本概念から成り立っています。

  1. ユーザ~データベースにアクセスできるユーザ
  2. データベース~情報を保存する入れ物
  3. 権限~1と2を関係づける。誰でもどの情報にもアクセスできるのはマズいので、この概念があります。

データベースはさらに複数のテーブル(table)で構成され、「顧客情報」や「商品情報」など、小分けにされます。
PHPなどのプログラムがデータベースと連携する手順を次に解説します。

PHPがMySQLと連携するステップ(手順)

(下準備:MySQLの設定)

A.ユーザの作成(ID:user/パスワード:1234)
B.データベースの作成(DB:company)
C.権限の許可(Grant)

(PHPとMySQLの連携の基本)
※以下は自分で関数などを調べてください。

1.作成したユーザで作成したデータベースに接続(connect)
PHPのMySQL接続関数でデータベースに接続。

2.クエリ(問合せ)を実行
データベースに接続した状態で、「このデータが欲しい」などのクエリを実行。

3.実行結果(result)を取得
「このデータがありました」といった実行結果を受け取る。

4.実行結果(result)を加工・処理
実行結果を取得して、PHPで出力できるように加工・処理する。

5.接続を切断する
いつまでも接続しておくとサーバ負荷などの問題が起こるので、一通りの処理が終わったら切断する。

 

■2のクエリを実行する対象のサンプル「テーブル」を作ります。
2~4は「select(データを取得)」をすると動作が分かりやすいです。
次の手順で、PHPmyAdminなどでサンプルテーブル、データを用意してください。

テーブル名:customer
構造(フィールド):ID(tinyin/4), name(varchar/255), email(varchar/255)

作成が終わったら、「挿入」で適当なデータを入れ、これを4で取りだせるようにします。

 

クエリの基本

次の学習ステップで、基本的な3つのクエリ。select(データ選択・取り出し),update(テーブル内のでデータの更新),insert(テーブル内に新しいデータを追加)の操作を身に付けます。
クエリ操作の感触を得るには、phpMyAdminでデータの挿入、編集、削除を実行して、その後表示される実行SQL文を見たり、これを上記の2と置き換えてクエリ実行してみると分かりやすいです。